大関・豊昇龍が初黒星
千秋楽での綱取りへ黄信号
大相撲初場所5日目は17日、両国国技館で行われ、大関・豊昇龍が平幕・熱海富士に寄り切りで敗れ、初黒星を喫した。綱取りを目指す豊昇龍にとって、千秋楽での優勝決定戦進出は厳しくなった。
内容の悪くない熱海富士に屈す
豊昇龍は立ち合いから前に出ようとしたが、熱海富士の低い姿勢に変化されて力が発揮できなかった。その後も熱海富士がまわしを引いて土俵際まで後退を許し、最後は寄り切られてしまった。内容的にはそこまで悪くなかっただけに、豊昇龍にとっては悔しい黒星となった。
綱取りへ暗雲が漂う
豊昇龍は初日から4連勝と好調なスタートを切っていたが、5日目の黒星で綱取りへの道筋に暗雲が漂うことになった。千秋楽での優勝決定戦進出には、残り9戦で全勝する必要があるが、現実的には厳しい状況だ。
7日目は無敗の王鵬と対戦
豊昇龍は6日目に休場し、7日目は無敗の平幕・王鵬と対戦する。王鵬は今場所好調で、豊昇龍にとって正念場の一番となる。ここで勝って勢いを取り戻し、千秋楽での優勝決定戦進出の可能性をつなぎたいところだ。
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