清泉女学院大の一般入試中止
定員確保が理由
清泉女学院大学は、2023年度の一般入試を中止すると発表しました。同大学によると、募集定員を確保できたため、実施要項に反して一般入試を中止したということです。文部科学省は「信頼を損なうおそれがあり、誠に遺憾」としています。
募集定員を確保
前年度入試で定員を上回る出願
清泉女学院大学は、2022年度入試で定員を上回る出願があったそうです。このため、同大学は2023年度入試でも定員を確保できると判断し、一般入試の中止を決定したとみられます。
実施要項違反
告知は出願締め切り後の1月11日
一般入試の中止は、出願締め切りの1月11日に行われました。実施要項では、出願締め切り後に変更があった場合は出願者全員に通知することとされていますが、同大学は出願締め切り前に受験料を納付した約2,000人に中止を通知したのみでした。
文部科学省の対応
遺憾の意を表明
文部科学省は、清泉女学院大学の一般入試中止について「信頼を損なうおそれがあり、誠に遺憾」とコメントしています。また、同省は同大学に対し、受験生への説明や再発防止策の策定を求めています。
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