立花孝志氏、ネット上の誤報でヘイトスピーチ被害
前兵庫県議の死亡報道で、事実無根の情報を発信
兵庫県警は2023年1月18日、元兵庫県議会議員の男性が「逮捕予定」だったというニュースに関連し、ネット上で不正確かつ扇動的な情報が拡散しているとして注意喚起を行った。この情報の発信者と特定されたのが、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏だった。
県警が「逮捕予定」との情報を否定
県議会は立花氏の情報を「極めて遺憾」と非難
県警の発表によると、一部メディアで報じられていた「男性は逮捕寸前だった」という情報は事実無根だという。立花氏は自身のSNSでこの情報を拡散していたが、県警の否定を受けて削除した。この件について県議会は、「事実無根の情報を拡散することは、故人とその家族に対して失礼である」として、立花氏の発信を「極めて遺憾」と非難した。
ネット上のヘイトスピーチが問題視
ファクトチェックの重要性と公的機関の発信の必要性
立花氏はその後、投稿を削除した。この一件は、ネット上で誤った情報が拡散され、それがヘイトスピーチにつながる危険性を改めて浮き彫りにした。また、公的機関による正確な情報の迅速な発信が、誤った情報の拡散を防ぐために重要なことが示された。
県警が捜査に着手
誤った情報の拡散は名誉毀損に当たる可能性も
県警は、立花氏の発信内容について捜査に着手した。誤った情報拡散は、名誉毀損などの罪に問われる可能性がある。県警は、ネット上の情報には注意を払い、真偽を確認してから拡散するよう呼びかけている。
正確な情報の取得が重要
ソーシャルメディアにおける情報拡散の危うさ
インターネットやソーシャルメディアの普及により、情報が瞬く間に拡散されるようになった。しかし、同時に誤った情報や扇動的な情報も拡散されやすくなっている。正確な情報を得るためには、信頼できる情報源を確認することが重要だ。また、自分の発信する情報が正確で、他者を傷つけないものであることを確認することも求められる。
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