厚生年金と国民年金
2025年度の受給額決定
2025年度の厚生年金と国民年金の受給額が決定しました。厚生年金は3年度連続でプラス改定となり、標準的な夫婦で月額23万2784円となります。国民年金も1万円引き上げられ、月額7万5058円となります。この増額は、物価上昇や賃金上昇を反映したものとみられます。
基礎年金の底上げ
政府は、基礎年金の給付水準を約3割底上げする方針を固めました。これにより、月額受給額は平均で約2万円引き上げられる見通しです。財源は厚生年金保険料の引き上げで賄う予定です。この改革は、年金制度の安定化と受給者の生活水準の向上を図るものとされています。
適用拡大
年金制度改革では、社会保険の適用がパートやアルバイトにも拡大される見込みです。これにより、今まで加入できなかった人たちも年金の恩恵を受けられるようになります。また、第3号被保険者制度の見直しも検討されており、主婦や学生など扶養家族の年金保障の強化が図られる可能性があります。
年金支給日
年金支給日は、原則として偶数月の14日です。2025年2月14日(火)は、老齢年金が支給されます。年間180万円(月額15万円)の年金を受給するためには、現役時代の平均年収が約450万円必要となります。
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